夜光杯ノ巻−夢枕獏

昨日は寒さにかまけて外出せず、本棚から適当に選んだ陰陽師本を再読。
夢枕獏のシリーズは息の長いこのシリーズが多いですが、これも結構長いですね。
他のシリーズとは違って「生臭さ」が少ないので良い感じです。ちょっとパターン化している向きもあるけれど、昔話の出だしと思えばそれも良し。大抵季節の描写と酒を飲む描写があって、そんなところを読むと日本酒を飲みたくなってきます。もっとも平安の頃は清酒ではなく、濁り酒だったと、どこかで聞いた(読んだ)覚えがありますが。
でも、日本酒も900ml入りの紙パックがあって手頃ですが、あんまりおいしくないのが多いですね。やはりガラス瓶の方がおいしく感じます。もっとも値段も違うわけですが。