ruby-prof を Windows で使えるようにする

まつもとゆきひろ コードの世界?スーパー・プログラマになる14の思考法 を読んでいて、rubyプログラムのプロファイルを取ってみたくなり、実際に試してみる。
まずは標準で入っているもの。

ruby -rprofile test.rb

標準の強みはあるが、Windows環境だからか何か正確さに欠けるような気がする。nil#なんてのが先頭で出てくるのだが、妥当性が不明。
で、次にruby-profを試すため、普通に

gem install ruby-prof

とするのだがエラー。どうもコンパイルしようとしているのだが失敗した模様。GitHbを見るとバイナリがあるなどと書いてあり、とある掲示板の回答欄を元に

gem install ruby-prof --platform=mswin32

としてもだめ。
ASRじゃなくてRuby installer for WindowsとDevKitに変えようかと思った矢先、VCのパスが通っていないことに気づく。ここ数年、Rubyでしかプログラムは書いていないので、起動すらしてなった。。
ともあれ、VCのコマンドライン環境のバッチファイルを起動し、gemで無事インストール完了。

VCのコマンドライン環境はメニューに入っているのだが、実態は vcvarsall.batの実行。
中を見ると %~dp0bin\vcvars32.bat などとあり、結局バッチファイルのドライブ、パスを取り出し、サブフォルダ bin にある vcvars32.bat を呼び出していると分かる。
以上で、無事

ruby-prof test.rb

としてプロファイルを取れるようになった。
やれやれ。