2016-03-28 廉恥 - 今野敏 読書 いつもの今野敏。 出てくる人物像は似通ったものだが、それはそれで良し。中ほどに出てくる 昔は、「恥を知れ」と、よく言われたものだ。それが日本人の美徳だったと思う。 罪を犯すかどうかについて、一神教の世界では「神が見ている」という抑止装置があると言われる。 日本では、「恥を知る」という精神が同様の抑止装置であったのではないだろうか。 という下りは、一神教というかキリスト教の特徴でよく出てくる話か。 欧米では宗教(キリスト教)が人の精神構造に与える影響が大きいとか。廉恥作者: 今野敏出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/04/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る